とある日の商談。パワーデバイスについていろいろプレゼンを受けた後。
こられた人は半導体の工程に詳しかったので、営業の前はどの部署にいたのかを聞いて見ると、生産技術とのこと。
生産技術は、機械が止まると呼び出しがあると思うんですが、そういうときの会話って大体こんな感じですよね？と呼び出し時の会話の再現をやってみたんです。
あれやりましたか？ほら、○○のリセット？ → もうやりましたよ。
あの部品が悪いんじゃんじゃないですか？交換しましたか？ → それも疑って交換したんですがダメでした。
もう全部やっても無理だったから、来て下さい、もう2時間近く止まってるんですよ。
という感じで工場に行くわけですよね？
こんな感じで尋ねると、その営業の方は、もう「まさにその通り！」ということで激しく同意してくれました。このときの同意具合といったら、そりゃもう凄かった。まるで見てきたかのようだと言われました。
その営業の方と、とても心の距離が近づいたように感じました。
終わり
