今回紹介するのは、商品名が「なろう系小説」のタイトルのようなシャープペンシルです。
余談ですが、日本の文房具の名前は、機能をダジャレにしたり略語にすることが多いですが (特にキングジム製品に多い気がするのは私だけか?)、 この商品のような「なろう系ネーミング」が流行るかも知れませんね。
外観
どこかで見たような、マットなブラック&シルバーで構成された外観です(どうみても、LAMYの製品群を参考にしているよね!?)。
ABS樹脂が高品質な質感をうまく醸し出しています。
なお、ABS樹脂は耐光性が低いため、日光、紫外線で強度が劣化します。屋内のみで使用した方がいいです。
軸の形状が口金に向かって太くなっていますので、持ち方によっては手が滑る人もいるかも知れません。
クリップはキャップ部分近くの金属パーツを回して外すと取れます。 クリップが手に当たって気になる場合は取り外すのもありですが、 クリップを外すと転がるようになります。気を付けてくださいね。
1mmまで書ける仕組み
先端部分に割れ目が入っているのが見えますが、この部分が芯のチャックになっています。 一般的なシャープペンシル*1 は、 ガイドパイプの先端とチャックとの間の分だけ芯を捨てることになるのですが、 このように先端にチャックを持ってくることで芯を捨てる部分がなくなるので、1mmまで書けるシャープペンシルになっています。
使ってみての感想
このシャープペンシル、結構太いです。私は太いのが好きなので相性はいいと思います。 樹脂なので、重量は軽く、取り回ししやすいです。 また、思ったより剛性は高くて、紙と当たったときにコツコツと音を鳴らしながら書くことができ、これが気持ちいいです。 他の人のレビューでキャップ部分がカタカタするという事が書かれていましたが、 全然ガタつきを感じられませんでした。改善されたのか、私が鈍いだけなのか。
まだ最後の1mmになるまで使ったことがないので、 そこまで使って見たいとおもいます。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
*1:一般的なシャープペンシルの仕組みは、例えば日本筆記工業会のページを参照してください