この1週間、コロナの後遺症で倦怠感を感じています。 仕事にも集中できていませんでしたね。
さてさて、今回はナカバヤシの万年筆の紹介です。
ナカバヤシは高級筆記具ブランド「TACCIA(タッチア)」を展開しており、 さらにそのセカンドブランドとして「Penfort(ペンフォート)」を展開しています。 今回紹介するのは、そのPenfortから発売されている万年筆「Facet(ファセット)」になります。
基本データ
- 全長(キャップ装着時) : 141mm
- 全長(キャップ未装着時) : 125mm
- 全長(キャップポスト時) : 161mm
- 重量(キャップ含む) : 22g
- 重量(キャップ含まない) : 12g
- キャップタイプ : ねじ式。1回転で開閉。キャップの中にはプラスチックパーツが入っており、キャップするとペン先が密閉されてドライアップを防ぐ構造になっている
- インク方式 : コンバータ, カートリッジ両用 (ヨーロッパ共通規格)
- ニブ : ドイツのシュミット社の鉄製ニブユニット(おそらく5号サイズ)
- ボディの色展開 : 6色
- ペン先太さ : EF、F、M
- 付属品 : コンバータとカートリッジ
- 価格 : 3,200円 + 税 (2023年12月1日時点)
TACCIAブランドはクレイジーな値付けですが(私の主観です)、 Penfortブランドはそれなりのお値段
ギャラリー
書き心地
金属製の細いグリップが持ちやすいですね。
そして、かなり低重心。そのため取り回しがしやすいです。 グリップが金属だから低重心なんでしょうね。 キャップポストすると高重心になって少し書きにくいので、私はキャップポストしない方が好きです。
ニブはかなり柔らかく、よくしなります。 そのため、力を入れて書くと線が太くなり、力を抜くと細くなります。 また、インクフローはいいです。ドバドバです。
そして、先端のポイントの摩擦が少なく、よく滑ってくれます。 万年筆らしい、スラスラした書き心地を楽しめます。
所感
鉄ペンの万年筆では最強クラスだという印象です (ちなみに、私には鉄ペンと金ペンの書き心地は区別できませんけどね……)。 この価格帯はラミーサファリ、パイロットコクーン、 セーラー万年筆プロフィットJr.などの競合がいますが、 いや〜、これが頭一つ抜けているかもしれません。
一番気に入ったのは低重心なところ。 他社で、ここまで低いのはないですね。 本当に取り回ししやすいんですよ!
あと、カラーバリエーションもそこそこ豊富だし、 クリア軸を買えばインクの色も楽しめるのもいいですね。
また、このペンは他社に比べて知名度がやや低くて持っている人も少なそうなので、 他の人と差別化できるんじゃないかなと思いました。
まとめ
以上、Facetのレビューでした。 ここまで読んで下さりありがとうございました。